公平の原則

2012.01.14 2:57:13

私の好きな言葉のひとつに
アリストテレスの『公平の原則』
の一節があります。

“等しくあるものは等しく扱い、
等しからざるものは等しからざるように。
ただし、その差異に応じて”

です。

“ひとの仕事を評価するとき、されるとき
等しく扱いながらも、しかし貢献の差異に応じた評価を忘れてはならない”
というのは掘紘一氏の言葉。

同じことを語っているように思います。


貢献が違うのに差違をつけず平等に与えるだけではほんとは不公平。
そして貢献がちがうのに差異のない平等を求めるのは

アリストテレスの公平の原則に反しているのでございます。
『貢献がどうではなく、差違がなければ平等だ』
という考え方を無難なやり方に思う人もいると思いますが。。

自分がしたことのない類い(苦手だったり)の努力成果について、見当がつかないからといってうっかり侮ると、自分の苦手な部分で力を貸してくれる人はあっさりと、あるいは次第に離れていくと思います(^_^;)。


公平な評価について、する側もされる側も適切なポイントを見抜く、ってお互いにすごく大切なことだな~と思っています☆