LSD走法から得るヒント

2012.02.29 2:42:14

LSD走法とは

Long
Slow
Dirtance

長時間、ゆっくり、長距離
の頭文字をとった造語でそのとおりに走るトレーニングのこと。

単に体力つけるにとどまらず、集中力も養えるものらしい!

ちなみにLSDで一番効果を落とすのは
速く走ってしまうことだそうです。



基本速度は一流ランナーでも時速7~8キロくらいで、女子選手の場合二時間半←な、ながい……


この走法について読んでたら、走りたくなったかというとそうでもないのですが

練習にアイディアを取り入れることは可能。

速く走ってしまうと効果落ちる
という言葉が胸に深く痛くしみわたっております。

ロングトーンだけをひたすら休まず二時間半できるかどうか謎ですが、きっとランナーズハイ間違いなし!気持ちよさそう!明日やってみる。

しかし昔あまり教本がすすんでないころ、
「ぐらついたら最初からやりなおす」
とか言われたとうりにしてたら五時間くらいロングトーンばかりしていた時代もある(笑)。そのとき全く指先の不器用な子で速いパッセージからきしダメだったけど(笑)

なぜか私は幸せだった。

だらだら長く吹けたら人生変わる気がします。


むかし読んだウイントンマルサリスの練習インタビューには

2オクターブ半すべての音について、一分ロングトーンしたら一分休み、そこで音が消えたり続かなかったりしたら最初からやりなおす。
すべてをやりとげるまで次のステップにはすすまない。
どうしたらうまくなるかよくたずねれてこう答えているがなかなかやる人がいないようだ。

しかしそれができればほとんどの悩みは解決できる。シンプルで確実な方法だ

とのことでしたよ。
卯のみにした私はもちろん何度もかなりチャレンジしたのだが完墜できたためしがなーい。


なかなかいいとこまでうまくいったときは、失敗するまえに気を失っていて気がついたら楽器をもったまま床にすやすやと居眠りしていたこともあった(笑)。


LSDとマルサリスのトレーニングを諦めないでやってみたいと思います。

LSD奏法ね。