むなしいとは、自分の思いに沈んで生きること

2012.04.30 10:08:42

今朝は
朝はようから法事でした。

壁に貼られているカレンダーに
『本願力にあいぬれば むなしくすぐる ひとぞなき』


Those who encounter the power of primal Vow Will never pass it by in vain.

と書かれていて、意味がわからなかったのでお坊さんにたずねたところ

・福はうち、鬼は外と言われるように、人は幸せを願って生きている。
しかし、いつもいいことばかり起きるわけではないし、かといって
『嫌なことがひとつもないのが幸せ』ではない
都合の悪いこと思い通りにならなかったことも
意味があったと
『いただいていける力』があれば
どんなときも幸せを感じることができる。

ほとけさまは老若男女善悪問わずすべての人にその力を与えてくれている。

その力を感じる(あいぬる)と
人生をむなしく生きていくことはなくなる。
『むなしい』というのは願いがかなわないとか嫌なことがおきたとか、ただぼーとすごすことなどではない。

いいこと、悪いことのどちらも意味があった、ためになった、知ることができたと
『いただける力』
があれば幸せも感じられる。

いただける力がないといいことにも気づかず悪いことからも学べないまま。
むなしいとは
生きているのがよかった、いろんなことがあとたけど生きていい人生だったと思えずに
『自分の不幸せだという思いに沈んで生きること。』
自分の思いに沈んで生きることは、一番不幸せなことである。

大切なのは起きることがいいわるいではなく『いただける力』はすでに与えられているのだと感じることです

とのことでした。


人が自分の思いに沈んだまま生きることがないようにほとけさまは願って下さっている

のだそうですよ。
善悪も老若男女も問わないそうで、
さしてひどく悪いことしてるつもりはないけど、聖人のような高潔な善行あふれるくらしもしていない私には(笑)
この寛大さがありがたく思いました。


ニューヨークにある『自由の女神』の掲げる本にも
善悪老若男女問わず女神のたいまつはすべてを照らすと書いてあるのを思い出しました(*^^*)


信じる神、仏がいる人 あるいはなんにつけ信じない人(笑)
などいろんな考えと信念があり、考えや信念を持たないのもまた自由でありますが、

ゴールデンウィークわりと天気がいいらしいです。
皆様が明るい太陽の光に照らされて幸せを感じられる時間に恵まれるよう
お祈り申し上げます☆