雨降って地固まる

2012.06.11 13:43:43

Frendships cemented by quarrels.

「けんかは友情を固める。」「口論は絆を深める。」
という意味のことわざなのだそうです。


『雨降って地固まる』に近い感じの言葉ですね。

最近天気いい日とともに時々雨が降ります。
雨降って地が固まる前に流れてしまうなら
それは生きた草木の根っこのない土壌に建てられた無機質な「砂の城」のような儚い関係(笑)だったんだな~と思います(*^^*)


あっさり流れるとそれなりにがっかりしますが、「砂の城」がすべて意味がないとは思いません。
けして長く身をおいて暮らせる家ではないけど、
雪まつりの雪像もシーズン限定の建立物(笑)で永遠の住みかではなくても、作るにあたり時間も体力も使いますし、見る人通る人を沢山楽しませてくれます。

砂の城のようなタイプの雨が降ると消えてなくなる友情?はそういうものなんじゃないかと思います(笑)。

砂の城には根っこがないから流れてあたりまえで仕方がないのだ。とクールにわりきったり、とらえるのも 時として自分の心を守るために一時的にはいいかもしれませんが、
人間関係作ってる最中はさすがに人を砂だと思っていないですからね。


しかし、感謝できない心のままでは

雨が降った後、それでも流れず根をはって
ここに咲いてくれている花にも感謝できなくなるんじゃないかなと思いはっとしました。

流れていってしまった砂は、姿を消すことで
雨風に流れていかないものの大切さ、ここで根をはる意思とエネルギーのある者しか持てない根、根がないと咲かない花の色。



それらを改めて尊くありがたく思うことの幸せを、
私に教えてくれたのだと思います:-)