ハレルヤ

2012.06.12 2:22:20

ヘンデルのオラトリオ「メサイヤ」の第二部終曲<ハレルヤ!>をトランペットカルテット用に楽譜書きました。
今どきあまり使われない手書きで…(笑)
ほとんど合唱の声部を転用したので特に真新しい加工はしてないししないのがいいので、
今回は編曲というより各パート写譜に近いです(笑)。
カルテットの華やかなよろこばしい感じのご挨拶用に冒頭でちょっとだけ披露するつもりで。
と思って選んだので20小節であっという間にまとまっております。いいの短くても。他が長いから:-)。

親の意向で音楽専門の学校じゃなく、音楽はさんざん反対されたため
法学部出身とのことで言わば学歴としては当時においてもすでに外様(笑)
そこから自発的にキャリアを作り、当時の音楽業界にデビューした
ヘンデル。

その履歴を初めて読んだとき私は
「自分もヘンデルみたいに自分でキャリアを作ろう!!」
とか、ヘンデルききながら超本気で思い込みました(笑)。

そういう今思い出せばかなり恥ずかしく尊大な動機付け(笑)で勝手にすごいやる気だして「ヘンデルみたいにがんばる」とか「ヘンデルほどじゃなくても頑張れば似てくるはずだ」と超本気に思っていたんだから、まあ愚かとゆうのか、大きな夢に生きて(爆)幸せな子だったな~と思います。

孤児院に募金つくるときに作った曲にもハレルヤ!を終曲に再び選んで演奏したそうですよ~。

ハレルヤ!は神を賛美するはずのオラトリオなんだけど、人間万歳な、
(性悪説ではなく性善説的な)おおらかなメッセージを感じる音楽だなあと思います。


そして実際私は今ヘンデルじゃないわけですが、
とにかく上記のような壮大なロマン(笑)を与えてくれた音楽が生まれる前から地球に存在していたことが嬉しく演奏するのが楽しみです。