ボリビア(2)

2015.02.22 16:15:51

上級生とギターの先生方へのマスタークラス編です。
受講曲は様々ですがレベルは上々で、みなさんきちんと暗譜して途中でわからなくなるという人もいませんでした。これは初等科の子どもたちも同じでした。

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Matteo Carcassi: "Au clair de la Lune" varie Op.7
Francis Kleynjans: Berceuse Op.65, No.1
Sylvius Leopold Weiss: Aria (arr. Heinz Teuchert)    
Antonio Lauro: Vals Venezolano No.2    
Fernado Sor: Estudio en mi-menor Op.6, No.11    
Astor Piazzolla: Verano Porteño (arr. Baltazar Benítez)    
Nikita koshkin: Usher Valse    
Johann Sebastian Bach: Lautensuite No.2, II: Fugue    
Fernando Sor: Sonata Op.25, I: Allegro non Troppo    
Joaquín Malats: Serenata española    
arr.Yukihiro Yokoh: Variation on the "Sakura, sakura"    
Fernando Sor: Sonata Op.15    
Johann Sebastian Bach: Lautensuite No.2, BWV.997    
Roland Dyens: Fantasia I-II-II    
Johann Sebastian Bach: Preludio, Fuga & Allegro    
Johann Sebastian Bach: Cello Suite No.6, I: Preludio    
Astor Piazzolla: Invierno Porteño (arr. Sergio Assad)    

藤井先生の厳しい教育理念のもと、皆さんほんとうに学ぶ姿勢が一生懸命でした。とても素晴らしかったです。藤井先生、ピリピリしているときは変な演奏だと怒号が飛んだり、「もういい」とやめさせたりしますので(^_^;)・・ですがこの厳しさ、今の日本の教育現場では少し忘れられているような空気感・・必要なときもあると感じました。

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マスタークラスはすべて藤井先生がスペイン語で通訳をしてくださいました。聴講生には子どもたちやギター科以外の人も混じっていたりしましたので、私の言葉以上にわかりやすく膨らませて説明してくださっていました。これには私のほうが勉強させられました。普段日本語でも伝え方の難しさを実感しているところですが、わかりやすく説明するということの重要性を改めて感じました。
藤井先生の専門はピアノ、声楽、演奏法でいまでも自ら教鞭を執られていますが、その見識たるや本当に素晴らしいだけでなく、教育への情熱が溢れ出るかのようでした。尊敬すべき真の先生の姿にボリビアで触れることができたということに、衝撃のような感覚でした。

(つづく)