モーリス・デュリュフレのレクイエム
2012.06.22 1:15:51
最近のお休みミュージックは
モーリス・デュリュフレ作品9のレクイエム。
最初は“ピエ・イエス”にはまっていました(笑)がこのところ“キリエ”がいいな~と思います☆
デュリュフレはフランスの宗教音楽作曲家で没年1986年と最近までご存命でらしたので何百年も前の人ではありません。
しかしこの現代にかなりちかしい時代の作品であるにも関わらず、グレゴリア聖歌を引用しているのもあってか
深い安らぎをいただける清櫃な音楽です。
旋律テーマがグレゴリア聖歌で技法はフーガ遵守ですから真新しく斬新な作風ではないけど、
リディア旋法のさらにあたらしめな?シに♭使用してイオニア化されているので中世ぽさは軽減され、今の音楽(長調と短調を中心に作られたもの)
を聞きなれた耳にも受け取りやすい工夫がされていると思います。
後半は“キリエ”そのもの、四分の三拍子で丁寧にある意味内向的な?展開をしていき、完全五度の動きを生かした威厳あるフーガにいたります。
神の賛美と空をみあげるようなもしくは高みから光がおりてくるような響きで終わる。
だけど三拍子なのでどこかにガシッと
豪華建築を発表!世の成功の証に後世に残る立派なお城建てましたんでさあ見てください。
というよりは小さな流れが留まらずにだんだん大きくなって次第に絶景にいたるような、
壮大さのある“動き”が大切なものとして表されているように私はとらえています。
デュリュフレにとって“キリエ”は出来上がった力にひれ伏す形にしたいものではなく“キリエ”が今生きて動いて呼吸しているものとしたかったのかなーと想像。
1947年に“父を偲んで”つくられたそうです。
きっと素晴らしいお父様だったのでしょうが、結果や手柄のダイレクトな賛美ではなく
生きざまそのものに共感している気持ちが、伝わってくるような気がいたします。
トランペットのアンサンブルに編曲してみようと思いかきはじめました。
モーリス・デュリュフレ作品9のレクイエム。
最初は“ピエ・イエス”にはまっていました(笑)がこのところ“キリエ”がいいな~と思います☆
デュリュフレはフランスの宗教音楽作曲家で没年1986年と最近までご存命でらしたので何百年も前の人ではありません。
しかしこの現代にかなりちかしい時代の作品であるにも関わらず、グレゴリア聖歌を引用しているのもあってか
深い安らぎをいただける清櫃な音楽です。
旋律テーマがグレゴリア聖歌で技法はフーガ遵守ですから真新しく斬新な作風ではないけど、
リディア旋法のさらにあたらしめな?シに♭使用してイオニア化されているので中世ぽさは軽減され、今の音楽(長調と短調を中心に作られたもの)
を聞きなれた耳にも受け取りやすい工夫がされていると思います。
後半は“キリエ”そのもの、四分の三拍子で丁寧にある意味内向的な?展開をしていき、完全五度の動きを生かした威厳あるフーガにいたります。
神の賛美と空をみあげるようなもしくは高みから光がおりてくるような響きで終わる。
だけど三拍子なのでどこかにガシッと
豪華建築を発表!世の成功の証に後世に残る立派なお城建てましたんでさあ見てください。
というよりは小さな流れが留まらずにだんだん大きくなって次第に絶景にいたるような、
壮大さのある“動き”が大切なものとして表されているように私はとらえています。
デュリュフレにとって“キリエ”は出来上がった力にひれ伏す形にしたいものではなく“キリエ”が今生きて動いて呼吸しているものとしたかったのかなーと想像。
1947年に“父を偲んで”つくられたそうです。
きっと素晴らしいお父様だったのでしょうが、結果や手柄のダイレクトな賛美ではなく
生きざまそのものに共感している気持ちが、伝わってくるような気がいたします。
トランペットのアンサンブルに編曲してみようと思いかきはじめました。