続 ラ ストラーダ

2011.01.11 13:17:42

早起きして朝に「道」の録画を連日見ています(笑)。朝から自分の世界にはいりきってます溿


ジェルソミーナはロータリートランペットと一回だけヴァルヴトロンボーンを吹いていましたが、

ジェルソミーナがザンパノと一緒に雇われたサーカスの音楽隊で
演奏されている金管セクションの方々は、
ピストントランペット(多分リバースタイプ)とスライド式のトロンボーンを使用していました。

つまり、わりと撮影するとき国内にそれ(ロータリー)しかなかったというような流通事情が理由ではなかったことが想定される。
あえてのロータリーなんですねたぶん。なぜなんでしょうね。監督に質問したいです。


また、高橋大輔さんがフィギュアでメダル受賞したときに採用されていた「道」はへ長調Fdurです。

ジェルソミーナが吹いているのはホ長調Edurでした。
トランペットはB♭管なので、音階吹いたらシャープ6つです。それってフンメルのトランペット協奏曲「の、原調」と同じキー……ひ・非常に厳しい、とある記憶が蘇る(笑)。
B♭管でとっつきやすい調性とは思えない…。
「ブリリアントな鳴りを優先する」
やストレートなたぐいの演奏効果をねらうならへ長調の方が
B♭管には有利だと思いますが、そうしなかったんですねえ。


うーん、ジェルソミーナ、
やっぱりあなたは深い……。
もし会うことができるなら、

トランペットで愛を歌ってくれて、ありがとう

と伝えたい。


彼女のように純真無垢な私ではないせいか(笑)ジェルソミーナの姿がすごく眩しくうつるのです。