コンサートのトークについて考える

2012.02.19 2:22:04

お話もあるコンサートの場合。

優先すべきなのは内容そのものではなくあくまでも“話し方”であるように思う

私の場合お手本にしているのは、
落ち着いた感じのラジオのパーソナリティーがややテンション高いときの雰囲気ベースに、
いいデパートの接客モードをプラス
あるいはテレビのタレントさんのまね、教育番組のコメンテーターなどを場に応じてミックスしています(笑)


私は“センセイ”キャラではないので、あくまでもお話は教えてやる系じゃなくて接客が基本笑。


コンサートをそれにちかしいテレビ番組ととらえ、
ターゲット視聴者に受けのいいタレントさんが出ているものなどを思いだし、そういう番組でのお話の各スピード感や嫌われないけどある程度キレのあるレスポンスなどを参考にしているのです。


いわゆる純然たるリサイタルも沢山聞きにいきましたが、コンサートにお話があるタイプのものも沢山聞きにいきまして。
ディナーショーが大好きです(笑)
バランスとか雰囲気の作り方を勉強しにもいきました

アットホームな雰囲気を望まれた場合でも、そこをマイホームと勘違いしないことが大切だと思っています。人によってはそれが素敵かもしれませんし、自分のライヴハウスだったら自分キャラが逆にいいでしょうが、
どこにいても自分のファンクラブみたいな話し方をしたり、自分と関係ないお客様がいないみたいなマイホームのりは
特に初対面のお客様に疎外感をあたえがちなのでは
自分はそういうのりを出しすぎない方が
無難な選択かととらえてます(笑)。


楽しめる範囲でマニアックサイドな話題もいれたり、ぷち雑学的なこともはさんでみたりしています。
マニアックと正反対な音楽の入り口系トークは初心者向きだからと安易にとりくまれやすい、
しかし音楽のどこを入り口ととしてピックアップするかについては、話しての個性と経験、客観性などが一番でる部分と思いますよ。皆様そのようなコンサートにおでかけの際はご注目いただきたいところです笑。

そして、話が長すぎる短すぎる、声が小さい大きい、早すぎる遅すぎる、あの話しは余計だとか不適切とか、笑いすぎとかクールすぎ、固すぎるくだけすぎる、テンション高過ぎ低すぎ、マイクのもちかたおさめかた、視線の置き場が低い高い、明るすぎる、お水っぽすぎる、偉そうだった、自信無さすぎなど
まだまだ色々あるんですけどとても多くて書ききれません笑

多方面から感謝ありあまる沢山のご指導をうけて現在に至ります
今思えば、
本当に実践的なご指導を沢山の方々にいろんな角度のご指摘をすべてご厚意、つまり無償で受けてこられた自分は幸せ者だと思います。

ほんとに大変なお手間をかけてくださったのだなと感謝しております

いろんな教えを生かしきれてはいませんが、これからも研鑽をつみコンサートが楽しい時間になるようなお話も磨いていきたいものです。
お話についても、謙虚でありたい。


もちろん、

演奏そのものがイイね

なのが先ですけどね(^^ゞ