言葉じゃないんだよ

2009.04.13 22:58:25

最近のお気に入りの本は、 『日本語トーク術』齋藤孝・古舘伊知郎(小学館文庫)。 今日何度も読んだのは・『言葉じゃないんだで民主主義は崩壊する』というところ。 ほんとは、『言葉じゃない』とか『言葉より大切なものがある』って言葉で言うのは矛盾してると。 続いて 確かに言葉に嘘もはいりこむことも言葉のいらない世界もある。 という話が前提にあり、 『だけど、言葉じゃないんだよって言うことによって、言葉も心も伝えてない場合があるじゃないですか。(古舘氏談)』
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私もそうだ、『言葉も心も伝えてない場合が、ある!』と思ったあ。 なんてゆうかフワフワ言葉で重みと含みつけたみたいな感覚の言葉を、実は裏に何もこれというものもないのに(笑)使うのってさみしいね。 伝えたふりをしちゃうこと自分もあります。 この本を読んでるとまだ整頓はできないけどなにか燃えたぎってくるものがあります(・・;)。 こわけにして読み返しているのでした。 対話をあきらめないこと、大切にしたいと思います。 『言葉と心が対立してるのっておかしいと思うんです』 という古舘さんの意見もありまして、私も言葉と心の矛盾がおかしいと感じたらおかしいと思うと気づく自分になりたいと思いました。 それなりにコズルイから、おかしいと感じても流しちゃうんですよ。矛盾に気づくと疲れるから。そしてなんかなれちゃって自分も矛盾しちゃう(笑) そこはフィーリングでさ、とかたいしたことない感性を言い訳に流したのに、柔軟に受け入れた寛大なふりをするのではなくて(笑)。 心ない言葉の、不実な響きよりも誠実な音楽と言葉をだせる自分になりたい。