専門家のユートピア

2014.03.10 3:57:59

今日も就寝前にぷち読書タイム。ぱっとひらいたページから啓示を得る作戦でまた占いしてます(笑)
本日は春秋社、小宮正安著『オーケストラの文明史~ヨーロッパ三千年の夢』です。開いたページは第7章、“専門家のユートピア”。

“現在でこそディレッタントは、プロのなりそこない程度の否定的な意味合いの言葉だが、かつてはそうではなかった。”

とあり、かつては“真に素晴らしい人間の姿とされていた”とあります。
・金儲けを度外視
・純粋に音楽や芸術を愛でる
・しかもプロ顔負けの最高の腕前を発揮する姿勢
かつ、
・自身がプレイヤーであると同時にプロの支援者にもなる
が“素晴らしい人間の姿”だったんですね。
ん~、実際そうなら、確かに素晴らしいですね。
日々のお暮らしもある水準以上を維持してらっしゃいそうではありませんか(笑)?

プロのオーケストラとしては、
権威や格式が背景に
ある→宮廷歌劇場付属楽団など
ない→私設劇場付属楽団やダンス音楽・軽音楽を主なレパートリーとする楽団


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そして『ない』グループな場合、
“まさしく音楽で日銭を稼ぐ楽師といった、どことなく蔑みのこもった「上から目線」の眼差しが、貴族はもとより、社会的台頭を遂げた市民からも注がれることとなったのである。”

と書いてありました~ちなみに、“”内は本文からです。
前に読破したけどすでに今、見てるページ以外は忘れております、私は忘れてしまう人間で…。


“社会的台頭を遂げた市民”
の方が(笑)
“上から目線”で
見る対象は、けして、
『お墨付きのない音楽家』だけではないと思います。
社会的台頭を遂げた市民(笑)は、それを重んじて生きているので社会的台頭をしてない人は価値観によって『幸せそう』な類型から外されるんですね多分。

しかし私は、独自の視点で(^_-)『自分がどの道を選んでもいづれは行く道』、
どの生活ランクに属していても(笑)
喜怒哀楽、幸も不幸もつきまとうものととらえております。

音楽『だから』難しい、厳しいとはやっぱり私は言いたくないなあ。快楽的に楽しんでるだけではないのですが、
他のお仕事に失礼な気がして。みんな頑張って生きてるんだから。


んん~前後が興味深いので読みたいけど、さらに寝れなくなるから半端だけど読みきらないで寝ますけどね。
私にも都合があるので(超本気でギザ眠いだけ)。

というわけで、皆さんに明日から(←今日ね)素敵な一週間が始まりますように。