伝統建築専門の大工さんになる番組をみたときの覚えでは

鉋(かんな)がけ を最初の期間ずっとそれだけをするのだとか。

中にはもっと早く先の技術訓練に進みたいと頼んでくる方ももちろんいるそうです。

でも沢山の大工を育てた方がおっしゃるには
体の使い方を身につける訓練
としてだけでなく、

大工になりたい
やりたい

培い根付かせるための大切な時間なので
どんなに感覚がよくて覚えがはやくても一定の期間は鉋がけをつづけさせるのだそうです。

やりたい、なりたいに根っこがあるかどうか
しっかり地面の見えないところに根がはっているかどうかがのちのちの長い人生を
その職芸をともにできるかどうかを左右するということが
過去の沢山の歴史で証明されていて、それが教育の型になっているのでしょう。


トランペットのロングトーンは鉋がけに似ている気がしました！
今日はロングトーン沢山できて嬉しいです。