Laurent-Cyprien GIRAUD Farewell Organ Recital

2010.09.02 23:25:18

先週土曜日、札幌コンサートホール専属オルガニスト ローラン=シプリアン・ジローさんのフェアウェルオルガンリサイタルに行きました。


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最後じゃないのかもしれないけど、今回の滞在一年という期間中は最後のリサイタル。さみしくてあんまりニコーとできなかったけど一緒に写真をとってもらいました。
札幌で皆様とすごした時間をずっと心に大切にしていくと、日本語でお話されていました焏演奏から姿から、音楽と人にたいする純粋で深い気持ちが伝わってきました。私が挨拶すると、「覚えてる」って……優しい人なんだなと思います。


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ヴィエルヌ
「幻想的小品集より」太陽への讃歌

ワーグナー/リスト編
歌劇タンホイザーより巡礼の合唱1

バッハ
前奏曲とフーガハ長調BVW547

フランク
交響的大作品作品17

と、前半で約50分とここまででも十分豪華な聞き応えあるプログラム。「空高い天上の世界へと誘うような作品を集めた」そうです。


後半は、
ヴィエルヌ
幻想的小品集より
月の光

ワーグナー/リスト編
歌劇タンホイザーより巡礼の合唱Ⅱ

スゥエーリンク
リチェルカーレ

グラス
マッドラッシュ


タンホイザーの「巡礼の合唱」が前半と後半で異なるアレンジで演奏されました溿
荘厳で華やかで、本当に緻密で…すばらしかった。
ホール全体がオルガンの音に包まれて、その空気をすっていたら自分までオルガンになった気分。←全くどう伝えたらいいのかわからないのですがほんとに自分がオルガンになってすごくいい響きを産み出しているかのような幸せな錯覚に襲われした聞いているのに、自分が聞いてもらっているような感覚。

座ってただけなのに、何か自分が魂を浄化された、いらない不純さをもたない、素晴らしい純粋な存在になれたかのような気持ち。
しかし高尚さで生身を否定する冷たい感じではなく
とにかくうれしい感じ言葉にするのが下手ですみません



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CDも長蛇の列で大人気。日本語で会話してくださるのもあってか、コンサートの感動をお客様みなさまが話しかけてらしてなかなか進みません。みんなに愛されているジローさんでした濵このあとファンの方々と入れ替わり立ち代わり写真撮影に応じてらっしゃいました。



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ご招待くださったキタラ事業部の川本さんとジローさんは篤い友情で結ばれ&兄弟みたいです。絆のスクラム↓にご注目ください。


季節は必ずめぐるように、ものごとはすべて終わりまた始まる。



と言って、最後にデビューリサイタルで演奏された曲がアンコールでした……季節は必ずめぐる炅←泣きながら聞いた人。札幌でがんばることを胸に誓う。



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