花見に行くといつも雨降り

2014.04.14 18:11:01

日本人は桜の花に特別の思い入れがあるらしく
わざわざこの植物を見に行ったり木の下で酒盛りをします
いくら春と言っても陽が出なければ寒さを感じるこの時期に、です

個人的には全く思い入れもなんもないのですが
職業写真家としては春の記号として桜の写真を求められたりするのです

しかも見ごろはピンポイントで数日のみと言うとっても撮りづらい

撮りづらいと言う理由だけで撮影しないと私には永遠にお金が入ってきません
体重は軽い私が重い腰をあげて撮影に出かけました
ええ、出かけましたとも

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ほらキレイな桜でしょう?
あ、この女性がサクラって名前なわけじゃありませんよ
背景のオーバー露出にとろけちゃってるのが桜の花です

なぜか私が桜の撮影にチャレンジするとあいにくその日の天気は悪いのです
日ごろの行いだと思いますが、4月のとある日にいきなり悔い改めても晴れるわけではないのでその件についてはスルーする事にしてます

で、天気が悪いとまだ寒さを感じます
コートすら脱げずに服装は冬服
陽がないので桜の花の色も上手く出ません
結果、春らしい写真はあきらメロンです

いろいろと悪条件が重なりますので、撮影をとっとと切り上げて喫茶店に入り
暖かい店内でだらだらしていつの間にか日が暮れて終わるのが「テキトーギリーの桜撮影術」です

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撮影術でもなんでもないタダの手抜きと言う事は分かっていても決して口にしてはいけませんよお願いします