昨日の写真展についてのお話

2011.09.18 18:00:12

渋谷ルデコというギャラリーがある
築30年以上は経ってると思われるが、ひょっとしたらそれ以上かもしれない
しかし、鉄筋コンクリートの建造物はメンテナンス次第では古さを感じさせない物だ
いや、ひょっとしたらビルのオーナーは築30年以上の建築をモチーフにこのビルを
昨年建てたかも知れない
だとしたらこの薄汚れた壁も、錆の浮いた窓のサッシも相当なコダワリ故なのだろう
(何を目指したのかはさっぱり理解出来ないが)

そんな妄想はどうでも良いとして

小澤太一くんが講師を務めるEOS学園の生徒さんによる写真展が開かれていました
今日9/18が最終日なので今から行っても見る事は出来ません
非常にタイムリーな話題ですね

EOS学園と言うのは天下のキヤノンさんがやってる写真講座です
あれ、そう言えば前にEOS学園について語った事がある気がします
何を書いたのかさっぱり思い出せませんが、それについての説明は省く事にしましょう

週末には太一コネクションを駆使して写真家を招聘しセミナーが開かれていました


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これは蝉な

16日は夜景くんの夜景撮影と職質の巧い交わし方実習
17日にはかな子ちゃんの批評大会
18日にはhanaさんのみんなでお散歩しながら写真撮ってプリントするよ大会

詳しい事は太一くんのブログを見て下さい
ブログのURLは「ggrks」です

昨日はかな子ちゃんの「あなたの写真、コテンパンに批評します!」の巻だったんです
写真展自体は既に見ていたですが、他の写真家はどう評するのかを見たくて行って来ました

かな子ちゃんは生徒さんの写真について、良い所は褒めダメな所は優しくアドバイスしていました

流石です! かな子先生!
私なら作品を見て欲しければ金持ってこーい、ホメて欲しければ諭吉持ってこーいと悪態をつく事は必至です

こういうアマチュアの方々の写真展って悪く言えば散漫
子供ピアノ発表会状態だったりするのですが、展示されてる写真はキチンと作品しています!
どこを見ても気持ちの良い作品が並ぶ非常にレベルの高い写真展でした

講師を勤められる太一くんのお陰なのか?お陰なのでしょうね
生徒さん達のセンスが良いからでしょうか?良いのでしょうね

あんまりホメてもアレなので(アレってなんでしょう?)ちょっとだけアドバイス

会場には石川武志さんもいらっしゃったのですが、ユージン・スミスを知らない人が多数いました

なぜ石川武志さんとユージン・スミスが結びつくのかはggrksです
要するに写真を見ると言う行為が少ないのです
ギャラリー巡りをして写真を見るのも悪い事ではないのですが
それは写真を見る行為の一部でしかありません
雑誌もしかりです
世界的に評価の定まった作品を、きちんと身銭を払って見る事に価値があります
出来ればオリジナルプリントで(日本ではなかなか難しいのですが)
それが無理なら写真集を購入して見て下さい

本物を知らないといま以上のレベルアップは望めません
(本物?じゃ、オレの写真はニセモノなのかと揚げ足しか取れない人は放っておきます)

ゴルフが100切り位が一番面白いように、今のままでも十分楽しいですよね
(人に自慢出来るレベルには達しています)
しかし自分の作品だけで写真展をやる事はまず無理だと思います

と、テキトーに語ってみました

最後に
夜景くんは夜景写真家でggrks
かな子ちゃんは佐藤かな子でggrks
hanaさんはhana osanpoでggrks

最後にggrksってなに?って聞く人は100年ROMって下さい