TPP

2011.10.13 21:39:12

Trans-Pacific Partnership(TPP)はいよいよ期日が迫り、日本政府の混迷はどうにもならないところまで来ているようだ。

この問題は、2005年にブルネイ・チリ・ニュージランド・シンガポールの4ヵ国で発行した経済協定であったが、2010年にアメリカがん乗り出して以来日本を含め10カ国に膨れ上がり。将来的にはアジアを飲み込むことになるといわれている。

アメリカの魂胆は見え見えである。
農産物の輸出が目的だ!

しかしここに来て韓国がFTA(自由貿易協定)をアメリカと2国間で結ぶことにより完璧に日本を出し抜いてしまった。

韓国の目的ははっきりしている。
日本と競合する電気産業・自動車産業、さらに多くの工業製品の輸出で国を進めて行こうという決心の表れであった。

日本は傍観は許されないところまで来てしまったということだ。

農業を守るとはどこまで守るべきなのか、工業で生きるとは将来のために何をすべきなのか。

政治的圧力団体のほうばかり見た議論ばかりが先走り、将来の不安材料ばかり吹聴されているようだ。しかも出てきた資料は農林水産省の意図的な数字でマスコミもはっきりしない。
こんな時に本当に知りたいのは、加盟するとしないでは10年後どんな姿になっているのか、加盟するとどんな保護政策をすれば有利・不利なのかを明らかにしてもらいたい。

このままでは、想像として、韓国にどんどん追い越されてしまうと思うのは私だけだろうか。

さて今日の紅葉写真。今週末がピークか?

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