年金問題

2011.10.12 22:28:08

ここに来ていきなりとも言える年金問題が浮上してきた。
厚生省の立場ではずっと問題でしたといわんばかりなのだろうが、こうなることは何年も前からわかっていたはずだ。

数字のごろあわせでいつから破綻するのかが計算でき、統計とにらみ合わせればどこをいじって数合わせをするというのが見え見えなのだ。

今回は3つの案が示された。
いずれにしても現在の年齢が男性51歳以下、女性45歳以下の国民に跳ね返ってくる問題だ!

正直私のような年配者には影響が無いように思われるが、それにしてもひどい内容だった。

68歳まで働きなさい、ひょっとしたら70歳までになるかもという案である。

自分が40代のときは確かに年金などは遠い存在だった、多分今の若者もそんなものかと声を荒げる人は少ないかもしれない。

でも、ここは大いに怒ってもらいものだ、こんな風にしたのは過去の政府と年金官僚の無駄使いが相当寄与したことは事実なのだから。

まだまだ甘いぞと声を上げるべきところではないだろうか。

年金機構は1990年代、多額の投資に失敗して相当額の損失を起こしたり、箱物つくりに精を出して天下り場所を整備したり。

公務員の年金を税金からお手盛りにし、別会計にして庶民と差をつけたり。
さすがにマッサージチェアーは無くなったが、好きなようにごまかして財政悪化を招いたはずだった。

その責任ははっきり言ってまったく取っていないのだ。

あまり怒りを表さないのはひょっとしてとかんぐりたくなってしまう。

そうか!年金はあほらしいから、70歳になったら皆、世界最高の生活保護を受けてやれと思っているに違いない!