やらせ、九州・北海道電力

2011.10.14 18:01:15

やらせ問題で自治体・電力会社が追い詰められている。

正直、何故悪いのか理由がわからなかった。
賛成もいれば反対もいるのが世の中、しかし反対派は組織だってどのシンポジュウムでも絶対反対を主張して、意見も多めの組織意見を寄せていた。

賛成派はどちらかというとシンポジュウムは形だけだろうとわざわざ意見を述べることは少ない。
そこで意見が偏るのを避けたいという立場の側が要請をする。
当然電力会社の社員だって意見を言ってもよいはずだ。

何も問題は無いはずだ!そう思っていた。

もう一度、何が問題か問い直してみた。

要するに、またしても官僚の行政の方法論が間違っているのではないだろうか。
官僚は電力にかかわらず、識者や民間の代表を集めて行政の前に必ず諮問委員会なるもので理由づけを行う俗に言う責任逃れの(やらせ)を当然のように行ってきた。

どうやら今回はそこにメスが入ったと理解すると分かりやすい。

事件というより方法論に問題を向けたほうが国民のためになるのではないだろうか。

意見を半数づつ集め、真剣に討論するシンポジウムをこれからはしっかりと開きなさい!それがマスコミが主張するのが筋だろう。

今まで自分たちが知っていて無視してきたことを急に事件にして誰かを犯人にしたがっているという結論が見えてきた。

本当の犯人はマスコミ自身かもしれないのに。
なぜなら今までそれでOKだったのだから。

騒ぎ立てて、本当に必要なことが何も動かなくなる。
その結果に対しても責任を取ることは決してない。
日本はこうして世界から取り残されてしまう。

さて今日の紅葉!
太陽の光で微妙に色が変化するが、やわらかい今日の光では赤と緑のコントラストがよりはっきりしてきたと思う。
明日、明後日が佳境だろう!天気が心配だ。

2011.10.14web.JPG