昭和音楽大学ギター科「卒業記念コンサート」~クラシックギター専攻10周年(6)

2013.03.22 17:56:37

ご来場くださいました皆様、長い時間どうもありがとうございました♪♪


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プログラムは改めて見ても充実しすぎというか・・
時間ギリギリで盛りだくさんでした。

特に4年生の3人は1部から出ずっぱりで、
たくさんのお客様の前でこのようなプログラムをこなしたことは、
今後の自信につながるのではと思います。


それに手伝ってくれた裏方スタッフの皆さん。
現役の昭和音大生たちで、慣れないところを懸命にやってくれました。
本当にどうもありがとう


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受付は4月からギター専攻でがんばる二人が担当してくれました。


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写真が手元にあまりないんですが・・
打ち上げの写真です。

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私が手に持っているのはチロルチョコデビューした人のチョコ(笑)。


打ち上げは予想の倍以上の参加があり、ある卒業生が4年生の分を支払ってくれたり
このコンサートのためにカンパをしてくれた卒業生がいたり、
それに快くボランティア出演してくれた卒業生たち・・
たくさんの卒業生に支えられているなと思いました。

ギター科10年の記念コンサートでしたが、高田先生が積み上げた10年という期間、
重さをそのようなところにも感じることができました。


高田先生が倒れられてからの2年半を振り返ってみたのですが・・
やはり闘いの日々だったのかなぁと思います。

講師引き継ぎのお話をいただいたときは
「もっと相応しい人はたくさんいますから」と一度お断りしたくらい
なかなか前向きになれずでした。
少しパニック状態でしたので、なにも考えられなかったというのが正直なところですが・・

高田先生に習いたいからと大志抱いて入学してきた人たちを抱えてどうすればよいか
わかるわけもなく(笑)
その微妙な心境を相談できる人がいなかったというのもあり・・

でもレッスンが始まってからはそんなことを気にしている余裕もないくらい
進むしかない日々でした。
なぜならあまりに純粋でひたむきに音楽を勉強している若い皆さんに心打たれて。
先生がいなくなってどうすればよいかわからなくなっていたのは彼らだったのですから。

最初の1年くらいは本当に手探りで、高田先生には常に相談できていましたが、
対外的になにか言うということもできずに沈黙の1年だったと思います。
自分のことは後回しになりがちで体力的にも諦めてしまったこともいくつかあり・・
でも大変な時期にblogとかツライことなにも書いてないね、
と先生が気づいてくださって救われました。
皆一生懸命がんばっているので、そんなことは書けませんでした・・


そうこうしているうちに、皆さん勝手に育ってくれて
私は皆さんに育てられたというような感じです。

高田先生がギタレレで参加してくださった「サマー」は
ギターサークル「弦太郎ず」でやったことのある曲だそうで・・
それを見て涙を浮かべて帰られた方もたくさんだったようです。

お客様、スタッフ、出演者みんなにとって記念のコンサートになりました。


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卒業3人組からのプレゼント。
これを見て、大変だったことは全部忘れました。
ありがとう
もっと字をきれいにね(笑)。