言葉

2013.03.13 2:40:31

道を求めることは
問いを持つことである


現代の愚かさは
知性に満ちた愚かさである


仏に出遇うということは
自分に出遇うことである


先日の法事のとき気になった言葉。
住職さんが手書きで書いて掲示したものと思われます。
浄土真宗の教えでしょうか・・


哲学的で奥深く良い言葉・・

死んだらすべて終わり。死後の世界などなにもない。
仏という概念も、宗教も
生きている人間が心のよりどころとして作り出したにすぎないもの

と私は考えているところもあるのですが

宗教の教えそのものは
本当に素晴らしく学ぶ価値のあるものだと思います。
それが生きていく支えになるのなら、素敵なことです。
宗教はこころのなかにあれば良いのですから・・

歴史的には、宗教と芸術の発展も切り離せない関係で
イタリアで数々の聖堂や建造物をみたときに、とても感慨深く思いました。
キリスト教がなければ生まれなかった芸術が多くあることを思うと・・
音楽、絵画、彫刻、建造物・・どれも宗教と切り離すことができません。
すべて人間がつくった偉大な産物だなと思います。


同じ言葉でも、発する人や状況によって
なにも意味がなかったり、何重にも意味が含まれていたり。
言葉っておもしろいですね・・
それを読み取ることができるのは、技術だったり経験だったり感だったり
読み取れても応対する能力はまた別ですし
コミュニケーション能力の高い人は、仕事も恋愛も人間関係もうまくいくの・・かな。