東京公演、大成功でしたよ
お越しいただいた皆様、ありがとうございました。
あの場にいた皆さんで、シュタイドルさんの素晴らしさを共感していただいたことと思います。これで4度目の来日だそうですが、これまでで一番良かったと言っているお客様もいたくらい、素晴らしかったようです。
（私はモニター越しに聴いていました）

リハのときから調子がよかったようですよ。
リハではピリピリされるということで心配していましたが、
昨日は無事に現代ギターさんの撮影も行われました。


アンコールは、彼の定番2曲「愛の歌」（メルツ）
「エリーゼのためのランバダ」

でした。
モニターで聴いても感動でした。





CDなど完売し、サイン会では長蛇の列です。




マスタークラスも素晴らしかったです。
シュタイドルさんのマスタークラスは初めて聞きましたが、
音楽的なこと、技術的なことの両方が的確で、伝え方の素晴らしさに感動しました。
（イギリス留学8年のキャリアを持つ森井英朗さんの通訳も素晴らしかったことを付記します）
受講生や聴講生の皆様には本当に貴重な機会だったと思いました。


お会いした途端に、「メリダで会ったよね」と覚えていてくださって感動しました。
もう8年くらい前のことですが・・


本当に素晴らしいギタリスト。また来日してくれるといいですね。
宮下さんよろしくです。



昨年の緊急事態以降、このコンサートの準備のために言葉にできない日々を送ってきました。自分のことは後回し、自分のコンサートの宣伝もほとんどできませんでした。
昨年秋からギターにもほとんど触っていません。
コンサートは成功しましたが、何が残るのかわかりません。
孤独な世界ですね・・


でもお客様が素晴らしい演奏で満たされているのを見ると、本当によかったと思いました。スタッフみんなが協力したり、温かい言葉をかけて協力してくださる先生方がいたり、ご挨拶してくださるお客様がいたり・・


素敵な一日だっただけに終わると寂しいのかもしれません。
この（かけた時間と労力に対して）不採算ビジネスの世界を、
文化として大切にしたいと思います。
ここでは書けないこと、自分のことをもっとシヴィアに考えてはいますが。

ベートーヴェンの「テンペスト」のような気分です。
なんでこの曲が今日は流れているのかと思ったら、マイミクさんが話題にしていました（笑）。すごいなぁ、ベートーヴェン・・・私の気持ちが重なります。