風花

2009.12.06 14:50:08

日曜日の昼下がり、何気なく外を見ていると何かが動いた。

よーく見るとどうやら風花のようだった。

空はこんなに晴れているのに。

web12月5日晴れ1613.JPG

風花を捕らえようとしたが写っていなかった。

web12月5日風花1614.JPG

山の向こうでは雪雲が発生しているのかもしれない、と思いながらしばらく青空に映える雪を眺めていた。

誰が名付けたのだろう?と、ふと思った。

日本人は言葉の天才だ!と感心していた。

生活習慣から使われなくなった名言もある。
「たそがれ(誰そ彼)」は残ったが「かわたれ(彼は誰)」は消えてしまった。
夕暮れはみんな起きてるが、朝の暗闇はみんな寝ているからだろう。

月の呼び方も街頭が明るく照らす今では忘れられてしまった。
15夜を過ぎると太陽が沈みきって真っ暗になっても月は出てこない。
外出をちょっとためらってしまうことから16日月を「いざよい」
立ちながら少し待つことから17日月を「立待月」
座って待つことから18日月を「居待月」
寝て待つことから19日月を「寝待月」
と呼んでいた。

ギャル流行語今年1位が「アゲ・サゲ」(最高・最低)だそうだが。
短縮語を作っているようでは、今後アゲアゲな日本語が生まれくるとは思われない、サゲだ!。