震災から一年

2012.03.11 15:48:15

午後2時46分、あれから一年経ってまざまざとあの日の記憶がよみがえってきた。

札幌の揺れは震度3程度だったと思う。

こんなときにいつも思うのは、まず十勝沖地震、次に奥尻・函館方面の地震の心配だった!

東京のテレビ局は混乱していた。

すぐには情報がないことで近場のビルから煙が上がっている映像が流された。

地震の情報は普通どおりの各地と結ぶ体制、津波は3m以上の大津波情報の連呼!

被害がすぐに分かる東京中心の映像が続いた。

津波が到達したときの映像は名取川上空のLIVE映像がショックを与えた。

にもかかわらず、テレビは各地の死者の数を10人・20人と伝え続けた。

「もういい、それ以上なのはあきらかなのに、マニアル報道はもういい」
「黙って、泣きながら映像を伝えろ!」と叫んでいた。

一年後、札幌は抜けるような青空だ。

札幌2012.3.11web.JPG

1年前と同じように裏山の木々の芽は確実に膨らんでいる。

裏山2012.3.11web.JPG

でも瓦礫は被災地にまだ置き去りの日本だった。