一光男爵の七色いも

2009.12.05 15:19:18

ある企画で知り合った、北海道初山別で農業を営む渡辺一光さんからジャガイモが送られてきた。
話をしたときにそんな種類があるとは聞いていたが、実際に見て、食べて、説明書を読んで納得した。

彼は研究熱心で、ジャガイモの栽培に力を注ぎ、現在17種類ものジャガイモを栽培しているというのだ。
後で述べる種類以外に、インカのめざめ・レッドムーン・シンシア・さやか・ホッカイコガネ・トヨシロと知らない名前が連なっていた。

私はせいぜい男爵・メークイン、ニセコで知ったトウヤ・北アカリ程度だったのでびっくりするというか驚いたのだ。

今回送ってもらったのはその中から9種類、大き目や中ぐらいのはみんな売り切れということでスモール(S)サイズだったが、箱を開けた瞬間、ジャガイモと言ってもいろいろな顔をしているのについ微笑んでしまった。
左上から花しべつ・男爵・レッドアンデス。
中段左からベニアカリ・インカパープル・マチルダ。
下段左からインカレッド・北アカリ・紅まる

九種類の芋WEB1609.JPG

まずレッドアンデスをいただいた。
説明には、
球形で皮が赤く、中は濃い黄色で、カロテンが豊富。
ホクホクしてサツマイモのような甘みがあります。
煮崩れしやすいので、煮物には不向き。
ジャガバターやポテトサラダに黄色が綺麗なのでおすすめ。
芽が出やすいのでご注意を。
と書かれていました。

WEBレッドアンデス1608.JPG

皮をむいて煮ても大きさが変わらないのにびっくり。
赤と黄色がクッキリしてますね。
食べてみて、本当に美味しいです。
茹でた時の塩味だけで充分美味しいのでした。サツマイモほど甘くなく、でも気品のある甘さで、しかも深いコクを感じますね!。このまま衣を着けてコロっケにしても間違うでしょうね。歯ごたえは柔らかい芋、でも崩れませんでしたよ。

これから残りの種類をいただくのが楽しみです。