様似町の紹介

2011.08.24 12:34:28

さて、夏のキャンプの紹介も終わりましたが、アポイ岳がある様似町の写真をアップしていませんでした。

今回は様似町の皆様に大変お世話になったのです。

最初にキャンプを予定していた場所は幌満ダムの下流域でした。
でも猟師が鹿の解体場所として使ったらしく、唯一の川原のへ通じる道沿いの原っぱに骨が散乱していたのです。

その事を前もって様似町に報告したところ、町として清掃をしていただきました。
我々が使う使わないではなく、観光地として家族連れなどが訪れたときに由々しきことだと思ったからです。

北海道の観光地でよくあることですが、整備されたキャンプ場や公園を望むのは意外と北海道の人たちで、小さな子どもがいる家族には喜ばれるでしょうが、本州からわざわざ来る人たちが喜ぶ場所は自然をなるべくそのままに残した場所なのです。

カナダ、バンクーバーから入ったロッキーの麓のキャンプ地はその辺は見事に整備されています。
たとえば入り口の受付で水や必要なものを用意して湖の岸辺に50箇所以上あるキャンプ地を選び散らばって行くという仕掛けです。他のグループとはよっぽどの満員でない限り音が聞こえない自然の中という仕組みです。

もちろん焚き火もOKで、跡片付けも厳しくチェックされます。

さて様似町に話を戻しますが、その事がきっかけで差し入れまでしていただきました。
この場を借りてお礼申し上げます。

日高管内では様似町からえりも町にかけて本当の観光地といっても過言ではないでしょう。
というのは苫小牧から新ひだか町、浦河町まではどちらかというと生活区域という景観が主流だからです。
そういった意味で様似町から一変、北海道らしくほっとする景色が現れるのでした。

まずは「ローソク岩」です

1 ローソク岩web.JPG

塩釜トンネルを過ぎて
「親子岩」。両親と子どもという設定でしょう。

2 親子岩web.JPG

実は同じようなモチーフで私の部屋に油絵が飾っています。
友人の太田宗平画伯が書いた油絵です。この球形をどう読み取るかは自由だそうです。
私は不安定な三つの球形がどっしりとした姿に安心して見えるのが面白いと思いました。

DSC02312web.JPG

そして並ぶようにエンルム岬が見えるのです。

4ローソク岩web.JPG

様似町のある企業のブログにすばらしい写真がありました。
町全体と、アポイ岳まで写った写真です。
まちの宣伝ですから使っても良いでしょう。
こんな位置関係です。
塩釜トンネル・ローソク岩・親子岩・エンルム岬・様似市街・その向こうにアポイ岳

5様似町 ブログ.jpg

幌満湖に向かう途中一匹のキタキツネが迎えてくれました。
私が「札幌キタキツネ物語」の作家だと知っているように逃げるどころかじっと座って迎えてくれました。

6 幌満のキツネweb.JPG

アポイ岳から見た日高山脈です。
襟裳岬に近い豊似岳(1105)が見えています。

7 下山途中日高山脈南web.JPG

最後に幌満湖の一周写真を!

8 2011幌満湖web.jpg

札幌から十勝に抜ける道中に一泊の日程を加えるのも一考だと思いました。