NHKが名古屋場所の中継を中止すると発表した。

びくびくしながら結論を出したようだ。

視聴者からの声が大きかったというのが主な理由だった。
その代わり20分のダイジェスト版を放送するそうだ。
この結果も笑ってしまう決断だった。

やらないならそれもやらないのが筋だ。

結論の出し方が手に取るようにばれるやり方だ。
NHKとしても何らかの制裁をしたから、批判を回避しようとする局内理由だ。
今回の事件を通して、
この国のすべての機関がびくびくしながら、自己保身に走る姿を見せてくれている。

今我々の社会は誰も経験していない時代に入っているのかもしれない。

民主主義といいながら決してそうではなく、平等といいながらそうではない。
公共といいながら決して公共ではなく、国民のためといいながら国民のためになされたことをここ数十年何も知らない。

何がだめで何がいいのか、もっとはっきりとしないと好き勝手な時代はどんどん進んでしまうかもしれない。
今生まれた子供たちの未来に顔向けが出来るのか、それだけが唯一の基準になるように。