親しい女性と食事をしたとき「一口ちょうだい」とお願いされたら、男としては笑みを浮かべて「どうぞ」と答えるだろう。では、オランウータンの場合はどうなのだろう。

チューリッヒ大学の教授によると、オランウータンのメスはオスのエサに手を出してそのときのオスの反応をうかがい、繁殖相手として適当かテストしているということがわかったそうだ。

オスが乱暴な反応を示したり、エサを取り返したりすると、メスは悲鳴を上げ、オスが寛容な態度を示した場合よりもはるかに早く関わりを断ち切る傾向があるらしい。

人間の場合「エサ」というわけではないが、食事のとき支払いは男がしないと、結婚相手としては落第なのかもしれない。
女はそんな観点で男におごってもらうことを当たり前と思い始めたとしたらおそろしい。

自然の摂理に従っているうちは良いが人間の場合、利口な女が登場すると男は良いように利用されてしまう。

また男も釣るまでは「エサ」を与えるが、釣った魚にはエサをやらない利口な場合もある。
やはり人間はオランウータンではなく、狐と狸なのかも知れない。

いずれにしても少し上の見極めを人間はしている事を信じてやまないのだが！