お笑い芸人

2008.12.27 13:54:01

昔はお笑いと言うと漫才、噺家と決まっていたが、最近はコントから一発ギャグ芸人など多種に及ぶようになった、お正月番組は彼らの掻き入れ時だ。

TVでは解らないが、詳しく分かれる世界があると思う、小屋に出るか出ないかだ。
東京では昔よく行った上野鈴本演芸場や新宿末広亭の出演者を芸人と呼んでいた記憶がある。
前座・二つ目・真打と段階があり、良い意味で修行が基本の世界で師匠は弟子の面倒をよく見ていた。

一方、吉本興業が出てきて、すっかりTVタレント養成所みたいになってしまい伝統よりも斬新さが売り物になりつつある。

先日あるパーティーで落語家の「古今亭志ん五」が少しの時間をお笑いで包む光景に出会った。
わずかな時間で一気に自分の世界に聴衆を引き込んでいた。

世相の話しから始まった。
「トヨタも大変ですね!リストラで・・・!今日は車の話を。」
「最近造語を見かけます、さて車篇に赤『車赤』で何と読みますか?」紙に字を書いてみんなに見せる。

「消防車」
「ハイ、正解です。本当は『郵便車』だったんですけどね」・・・(笑)と言う具合だ。

面白かったのが
「車篇に押す『車押』と書いて、何と読みますか?。

「リヤカー」
「あれは車篇に引く『車引』でしょう、ハイ他に?」

「乳母車」
「ハイ正解です。本当は『子連れ狼』だったんですけど・・(笑)。

「最後です・・・!車篇に倒れる『車倒』は?。

これには私が「ハイ!」と手を上げた。

「ビッグスリー!」
「大当たり・・・。本当は・・ぴったりです。お後がよろしいようで。」

お正月はおおいに笑いたいものですね!。