外人記者クラブ

2008.11.16 14:47:34

有楽町の駅の直ぐ前にある電気ビルの20階にこのクラブはあった。
ニュースなどで歴代の首相や時の話題の人の外国人による記者会見をみていたその場所だ。
正式には社団法人日本外国人特派員協会というそうだ。

日本語の上手な記者たちと、英語を上手に使いこなしユーモアを交えて話すことが出来る政治家の能力が試される場として面白く会見を見た記憶がある。

スケジュールを見ると、この後ノーベル賞をもらった益川敏英教授や今話題の田母神(たもがみ)俊雄・前航空幕僚長などの予定が入っていた。
まさに世界に向かって日本のニュースが発信される前線基地だ。

こんなところで北海道の同郷の人達が集まる東京浦幌会が開かれ、私が歌う予定で、ジャズトリオのバックバンドも用意されていた。

ふるさとの会の楽しみは何と言っても最後に抽選会があり、町の商工会や農協からの提供で海の幸や農産物がもれなく当たることだ。
私は海の幸セット、さらに二回目の抽選でワインをゲットした。
同郷の人達ともすっかり打ち解けて二次会までお付き合いをさせてもらった。

しかしステージはというと最悪だった。
私が、ではない、音響が最悪なのだ。
天井のスピーカーのみで音が直ぐ割れてしまう、トリオのバックの音とミックスされていないので伴奏は前方、ギターと声は天井から聞こえてくる。
マイクとの距離を注意しながら上手?に歌わなければいけなかった。

やはりこの場所はインタビューを受けに来るべき所だったと後悔した。