天気予報で東京は「快晴！富士山も綺麗に見えるでしょう」と告げられていた。
朝10時、期待を込めて周りを見渡しても富士山どころではなかった、高層ビル群が青空にクッキリ浮かんでた。
そしてあの白い月が！

8日前、私はこの場で「十勝の夕方、兎までみたのは東京では記憶が無い」と言ったばかりだった。
それなのに、しかも午前中に見てしまったのだ。
23日月の下弦だったが、兎のお尻がしっかり見えるのだ。
過去の発言を「訂正してお詫びします」だ（笑）



　　　　　　　　　　写真の真ん中やや下、白い月を探して！

これから羽田に向かう、座席は左、窓側をこんな日にぶつかることを想定して抑えてある。富士山をゆっくり眺めて雪の北海道に帰ろう。

羽田についてもう一度白い月を探した。
もうどこにも見えなかった、東京の上空にはスモッグのような灰色のもやがかかっている。
納得した。東京には朝しか白い月は現れないと、夕方にはすっかり空気がよどんでしまっているのだと。

西高東低の冬型の厳しい天気は北海道では当たり前に耐える事はできるが、南高北低の景気の方を何とかしてもらいたいものだ。