天皇陛下を見習おう!

2008.12.03 23:15:16

平成天皇、73歳が不整脈との報道、どうやら大丈夫のようだが一瞬あの日のことが頭をよぎった。それは今から20年前の昭和天皇崩御の時の記憶だ。

87歳で崩御した昭和天皇は昭和63年秋ごろから調子を崩され、12月には危篤状態になりお正月を挟んで1月7日まで毎晩皇居の映像が流され、暗い年末年始だった。

あの時、我々ミュージシャンにはただ暗いとだけ言ってられない事が起こっていた。
12月のパーティーを自粛しようという運動がどこからともなく興り、ホテルのデイナーショーは中止とか、団体のクリスマスパーティーなども自粛された。
仕事は極端に少なくなり、みんな「食べていかれないよ」と嘆いていた。

もちろんススキノも例年より暇になり、飲食店街は火の消えたようになり崩御の後も戻ることはなかった。
「天皇陛下は我々下々のものが生きていけなくなる事を本当にお望みか?」といやみを言ってしまったものだ。
どうか平成天皇におかれましては不謹慎だが、生前に一言「あまり庶民をいじめないように」と今から言ってもらえれば嬉しいものだ。

天皇の年齢は大正天皇が47歳、明治天皇が60歳だが過去125代の天皇は意外と長生きしている。江戸時代は天皇も徳川と一緒の15代続き、1611年の後水尾天皇から5代中3人が84,72,78歳と長生きだ!歴代を通しても神話時代の16代を除き50代から80代まで長生きした天皇は55名と半数以上だ。
ただ飛鳥時代、平安時代の後期藤原道長時代、鎌倉・足利時代は短命な天皇が多い、たぶん殺されたり、毒を盛られた時代だったのだろう。
又数に入れなかった初代から16代までは神話時代だから年齢も神がかり(笑)でなんと100歳から200歳近くまでいる。

今、平均年齢は80代と日本人は喜んでいるが、戦後飽食の時代の平均年齢ではない。
アメリカの東海岸のある町の平均年齢が50歳を切ったと報道されたことがあり、みんな体重オーバーで肉食の生活を改善しようと呼びかけていた。

日本人は過去の天皇陛下を見習い、菜食、質素倹約をすれば医者要らずの長生きすること間違いない?かな~!