おねしょ!

2009.04.12 17:26:22

自慢ではないが、小学校の5年生まで私はおねしょをしていた。
母は嘆き哀しみ、本当のお灸をすえたり、占い師に見せたり、病院にも何度か相談していた。心配な母は修学旅行で先生に夜中起こさせるように指示までしていた。
子供心にそれだけは許せなかった思い出だ!

本人にしてみたら、どうしようもない事で、夢の中ではちゃんとトイレに行っていた記憶がある。

今朝それに似た夢を見た。
『乱雑とした街中の大学のようなビルで、男子トイレに行くと悪そうな女子軍団に占拠され、トイレに行けない、何度も覗くが彼女達は出て行ってくれなかった。他のトイレを探したが、壊れていたり、見つけたと思ったとたん破壊されたり、再びもとの場所に戻ってきた。
もう我慢できないと彼女達に勝負をかけ、全員を追い払った。
やっと安心して用を足している瞬間、ドアが壊され、さっきの集団がなだれ込んできた。とりあえず半分ぐらい終わったのでと思い、途中で止めて(笑)彼女達と向き合った。
正面にいたのはさっきはいなかった親分で、あっという間に押し倒され、そのまま表に放り出されてしまった。(何故彼女達が男便所を固執するかは不明)

少しは用を足したので大丈夫か・・・、と思いきやますます我慢が出来なくなって、ついには街に出てひたすら公衆便所を探し回った。
思いついた3箇所目にたどり着いたところで』眼が覚めた。
当然トイレに走った。

どうも不思議なのが、一回目に用を足したところで本来ならば起きているか、お漏らしをしていなければならない。
どうしても合点がいかない夢だった!それにあの女軍団は何者だ!

ところで小学校に入った頃、一才年上の夜尿症友達が2人いた。
共通の友であることがわかったのは地図の書かれた布団をお互い干されていることを何気なく知ってしまったからだ。
修三・タッコ・恵介は密かに「寝ションベン3兄弟」と称し秘密結社を作っていた。
挨拶は「今朝はどうだった?」である。
3人はお互いに良く遊び、かばいあいながらその後大きくなっていた。

現在、修三は東京吉祥寺で大きな料理屋の主人として成功している。
タッコは北海道で内科の医者として活躍している。
「夜尿症の子供は出世するぞー!」私の密かな提言である。