定額給付金

2008.11.18 10:55:42

国民一人当たり12000円給付と言われて久しいが、マスコミにあれこれ騒がれてすっかりしぼんでしまいそうだ。 

騒いでいる理由を聞くと、「選挙対策」(選挙が近いのだもの当たり前)「景気対策にならない」(やってみなけりゃ)「高額所得者にも支援をするのか」(それ以上税金払ってる、無駄遣いさせたほうが景気対策)「自治体に丸投げ」(そのぐらい仕事頑張れ)「消費税が後からついてくる」(何時かはね、その前に無駄遣いをするなと言ってきた)ETC。

そして、国民に評判が悪いと結論付け、内閣支持率26%に落ちたと画面いっぱいにグラフを貼り付ける丁寧さだ。

20ヶ国サミットに行けば、「外国の評価は総理が言うほどたいしたこと無い」だとか、「漢字が読めない総理」だとか揶揄の対象になってしまった。

確かに困った事もあるが、人間それを話す資格のある人に納得する説明をしてもらいたいものだ。
TVは自分が1番の権力者であることを忘れているかのように身勝手だ。

だいたい今の経済恐慌は過去に例の無い未曾有(みぞうゆう)の経済事件が頻繁(はんざつ)に起こった結果であり、過去の理論を踏襲(ふしゅう)して詳細(ようさい)を説明することなど出来なかったわけで、実際サブプライムを提唱した経済学者はノーベル賞までもらっていた。
破綻まじかになってマスコミは騒いでいたが、当時は誰も公に批判していなかったではないか。(麻生総理が漢字読み間違えた部分を(新KY)でルビ、確かに笑われるぞ!)

マスコミに登場するコメンテイターはまるで居酒屋で酔っ払いが話すように私のようなブログでもないのに自説にしがみつき、的を得ていなかったり、一方的な立場に立っていたり、ただ阿呆だったり、時には自分のお粗末な経済理論を前提にした学者まで出てくる始末だ。
最後に国民と呼ばれる主婦らしき人間が登場する、「そんなお金だったらいらないわ!」といい子ぶりをする。

「うそだろう!、くれるものもらっとけ!、助かるだろー!」

「おれは・・・欲しい!」。