アメリカ大統領選挙

2008.11.05 22:07:56

今日は歴史的な日に(たぶん)なるだろう!
黒人の大統領が誕生するとは、少なくともこの50年のアメリカの大統領選挙を振り返って想像することもできなかった。

私の記憶は小学校の4年生のときのケネディー大統領の就任から始まる。
何も詳しいことがわからない子供でも彼の演説が朝日ソノラマというプラスチックの薄いソノシートレコードで聞いていてかっこいいなーと思っていた。

小学校の時の伝記物語や中学校の時の英語の教科書などで,リンカーンが奴隷開放に立ち上がり、そして暗殺されたと、アメリカの不幸な歴史が頭から離れない。
オバマにそんな事件が起きないことを願いたい。

1860年共和党の初めての大統領として11月6日当選し、暗殺未遂、当選がきっかけで起こった南北戦争、そして1865年4月に暗殺された。
殺されたときは同時にアメリカ合衆国高官が何人も狙われたが、死んだのはリンカンだけだった。南軍によるクーデター的(組織立ってはなく犯人は9人とされているが)な要素が強かった。

いずれにしても奴隷を開放した共和党が今回オバマ民主党に敗れたのは「いとおかし」といえるだろう。

アメリカは大きく変わってもらいたいものだ、建国以来自国での戦争以外遠い外国のヴェトナムでしか敗戦を知らない国である。
世界に向かって自己保身がすべての国民と国家に成ってしまった。
戦って自由を守るが大義名分の国が大きく変われるとは思わないが、少しずつ外国との共栄も理解する国になってもらいたいものだ。

あらためて、どうか暗殺だけは起きないようにと切に願っている。