年齢を感じさせないデザイン

2010.11.13 8:48:36

先日、近所に住む、イラストレーター兼デザイナーの方と会う機会がありました。
ちょっと最近になって驚きですが、凄く狭いこの町に、結構幅広く活躍している
デザイナーが住んでいる。結構、不思議な状態です。

彼は、アラファイブのベテラン中のベテランです。サッカーの練習からちょうど帰宅したところを突撃訪問したにも関わらず、ビールでも飲んでけよ的な、気さくなおじさんでした。

まあ、いろいろとデザインについて話をしていたんですが、
ドイツに来て、良く尋ねられるのは、あなたのデザインターゲットはどこなの?
まあ、スタイルのことですが、私はいつもこう答えます。オールアラウンドですと。
基本的に、日本では、というか私は、クライアントによってスタイルを変えますし、ターゲットが、ティーンエイジャーだったら、それなりに。年配向けのデザインなら年配向けにと、ターゲットによってデザインスタイルを変えるので、当然の答えだと思います。
まあ、結局はドイツでもそういう人は、いるのですが、結構ターゲットを明確にしている人もいるみたいです。

自分の理想は、50代になっても70代になってもそれなりに10代20代のフィーリングを持ち、その感覚をその世代に合わせることができることです。自分の年齢と共に、自分のデザインが年をとっていっては、層が狭くなるだけです。

彼のデザインは、私の印象的には、10代向けの雑誌のデザインを手がけてましたが、そのターゲットに明確にマッチングしてました。 それができる人って、なかなか存在しないと思います。まさに、理想的な、熟練業です。答えにも納得しますし、説得力も抜群です。

ああ、かっけぇ~。 

話は変わりますが、ブログの文章、一回も振り返ってないので、脱字、変な文法が
織り交ざってますが、そこ突っ込まないでください。
これでも、頑張ってます。笑