乱気流

2009.02.23 18:02:03

ノースウエスト航空の乱気流事故では43人もの乗客が怪我をしていたと報じられていたが、これほどの怪我人は無くとも年に一度以上は巻き込まれた記事を見てきたような気がする。

こういう私も今までに数回乱気流らしき経験をしたことがある。
幸いシートベルトをしていたので怪我をしたことは無いが、千葉の木更津上空で大げさかもしれないが百メートル以上のエアーポケットに落っこった時には肝を冷やした。
ちょうどエレベーターが下に下りるようなのと無重力どころか上に引っ張られる感じが一緒に来るような感覚で時間も3秒以上に思われた、乗客が悲鳴を上げていたのを覚えている。

もう一度は軽い無重力状態だ。お弁当を食べていた時にいきなり来たので、左に弁当、右手に飲み物を持ってこらえた。一瞬目の前にすべてが浮くような前兆を感じられたので対処できたと思うのだ。

落ちた後も空気の層に受け止められたときのクッションのような優しいものだったので
幸い怪我も無かったのだろうと思うのだ。

国内線の場合は時間も少ないので基本的にはシートベルトを閉めたままにして寝るなり本を読むようにするのは最近では当たり前になった。

ジェット機は高度10000mあたりを飛ぶのでエアーポケットもそれなりに出会いやすいと思うのだが、プロペラ機の場合は空気の密度と言うか水蒸気の多い雲の中が木の葉のように揺れることがある。こっちの方は船酔い状態になるのでもっと始末に悪い。

「ご気分のすぐれない方は前方ポケットに袋が用意しています!」のアナウンスで更に気分が悪くなることもあるからだ。余計なことは言わないほうが良いのに(笑)