利尻・礼文島の花

2013.06.22 20:24:04

今回の旅の目的、ひとつは利尻富士登山でした。
残念ながら8合目で引き返す決断をしました。

海から直接1721mの火山、キャンプ場の高さが200mですから1500m以上ののぼり一辺倒
の登山はハイキング気分では行けない北の難しい山の一つと言っても良いでしょう。

さてもうひとつの目的が花を見に行く!特にこの時期は「レブンアツモリソウ」で
す。
普段ならひょっとして枯れてしまっている難しい花なのです。
この花の季節は5月25日から6月の15日までピークは6月1日から10日までの間。
ところが今年は桜もそうでしたが、春が遅かった!
ありえない夢の競演が始まったのでした。
6月18日、礼文島まずは「レブンアツモリソウ」(ラン科)5月‐6月・希産の固有種です。
不思議な花です、あの袋に虫が入る?
おおきいです。

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こちらは観光バスで訪れるところから離れた(もちろんロープが張って入れない)場
所で、車で走っている時に見つけた「レブンアツモリソウ」です。
自然の状態で咲いています。これを見つけた時は感激でした。

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「レブンウスユキソウ」(キク科)6月‐8月、固有種
群生地でも咲いておらず、レブン滝に行く道を1.5キロ歩いた山の頂上だけで見られ
ました。

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「レブンソウ」(マメ科)6月‐7月固有種
偶然「エゾカンゾウ」を撮った写真に写っていました。

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主役を意識すると、見えないものなのです(笑)

「レブンソウ」をアップします。

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「レブンコザクラ」(サクラソウ科)5月‐6月固有種と思われてきたが利尻島でも発
見!
この花も礼文滝だけで発見!

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「レブンシオガマ」(ゴマノハグサ科)7月‐8月
最初は「ハクサンチドリ」・「ノビネチドリ」と思っていたが、葉が違うことに気が
つきあわてたものでした。こんな大型化したシオガマ見たことがありませんでした。

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「ネムロシオガマ」(ゴマノハグサ科)6月‐7月
同じシオガマなのに、です。

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礼文島ではめったに見られない花が、当たり前に咲いている、それが魅力でした。
まだまだそんな花がありますよ!

つづく・・・