ヤマガラはすずめと同じぐらいの大きさで、ツーツービッとゆっくり泣いて聞こえる。
餌台に来ている野鳥はヤマガラ・コガラ・ヒガラ・シジュウカラ・ゴジュウカラ・すずめ等だが、その中ではおっとりしている。

エサの取り合いは見ていて面白い。
ずうずうしいすずめ以外は、一回一回飛んできてはひまわりの種をくわえ、すぐに持ち帰って小枝の上で食べる。

強い順番も決まっていて、カラスやカケスが来た時は、蹴散らされるし、次がゴジュウカラが強い。

すずめが次に集団ゆえに強くて、その隙間を盗み取るのが他の鳥達だ。

その中でも一番待つタイプがヤマガラというところか。

餌台が誰もいないことをこの木でじっと待っている。



餌台に近づき羽を広げて留まる。



しがみつくように留まったので、必死の顔が面白い。



ひまわりの種を加えるとすぐに退散、この間僅か1秒の離れ業だった。




春の気配、もうひと月もすると、マヒワ・マミジロ・アオジ・ホオジロなどの野鳥が戻ってくる。