最後のオプション

2009.02.03 19:14:06

「日立7000億円赤字」
「NEC人件費2万人分削減」

この様なニュースがありました。
私のような中小企業では考えられない数字です。

これは、ITバブルが崩壊した時以上に景気悪化ではないかと思いました。

私の考えでは会社がこの様な状況に追い込まれたとき
選択は2通りだと思います。

1.辞める
2.身軽にして続ける

身軽な会社にするためには削減が要求されます。

1.ビジネス形態を見直す
2.経費を削減する
3.銀行

そして
4.リストラ

リストラは会社にとっての最後のオプションです。

「会社都合だ!」「不当だ!」との声を聞きますが
経営者は、会社を継続するために行うアクションであって
決してリストラを最初から選択することは無いかと思います。

この様な経済環境になってから、
「今までやってきた一部の業務を、システムで何とかカバー出来ないか?」
とのお問い合わせがあります。
内容をヒヤリングすると、答えは殆ど「可能です」との回答を出します。

システムは、業務効率化を図るツールにしか過ぎません。
その業務を作り出すのは、人しか出来ません。

今は、自分自身を見直す大切なチャンスでもあると思います。

システムでカバー出来るような業務は、
会社が傾いた時直ぐに、システム化され人件費をカットするかと思います。

会社にとって大切なのは利益も大事ですが、
その前に組織力(スキル・コミュニケーション)だと私は考えています。

システムには出来ない事は多数ありますが

1.アイディア
2.コミュニケーション

私はこの2点が特に大切だと思います。