福沢家のニャッキ物語2

2012.07.09 17:19:34

再び鉢の周りを歩き始めたニャッキ、

途中一匹のアリと出会いました。

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「お前何をやってるんだ、降りる場所はあそこしかないよ」

とでも言われたのでしょうか!

一周して元の場所にやってきました。

今度はすんなり降り始めたのでした。

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途中、顔を上げて、周りを見渡しています。

「こんなこと、得意でしょう!早く降りなさい!」

思わず声をかけていました。その時、

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残り5cmぐらいのところから、

ぴょんと跳ねるように飛び降りたのでした。

「こんなことが出来るんだ!すごい」

ニャッキー12.JPG

意外な行動に、シャッターチャンスも逃してしまいました。

どうやら草むらに向かうようです。

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それにしても、この草、ニャッキには少々大変そうです。

上手に後ろ足でしっかりつかんでいます。

この体のどこにこんな能力が?と思いながら、

でもさっきは馬鹿だったし!

結論!、「かわいい」と思えば何でも許せるものです。

危ない、いつの間にか、

自分の息子を見ているような、感情移入が始まってました。

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さっきの鉢、この草むら、

この位置関係だけで、1時間になろうとしてました。

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するとまたまた期待を裏切って

コンクリートのベランダに戻り始めたのでした。

ニャッキー16.JPG

どこまで、へそ曲りなニャッキでしょう。

こうなったら最後まで見届けてやる。

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