アンサンブル回帰年

2011.06.03 23:26:33

先日のアランフェスの日は、梅雨入りの上、台風の影響で雨という
なかなか厳しい天候でした。
そんななか、遠いところを駆けつけてくださった方々には
本当にありがとうございました

新しい貴重な発見があり、私には欠かすことのできない経験となりました。
楽屋にプレゼントが置いてあったり・・
温かい楽団の皆さんに後ろから包まれながら演奏できました。
指揮の大川内先生、泉管弦楽団の皆様、どうもありがとうございました。


PAはギタルラ社さんがご協力くださり、「ステージマイスター」を
初めて体験することができました。
http://www.guitarra.co.jp/CL04/list.php?lc=7&sc=143
http://www.guitarra.co.jp/CL04/detail.php?no=3465

ギターの響きを増幅させ、自然な音響となる素晴らしいシステムでした。
PAを使用しているという感覚はまったくありませんでした。
ここ数年でPAシステムは格段にレベルアップしたのではないでしょうか・・。

練習の段階ではギターの音はやはり小さいのでオケの皆さんは少し不安だった
ようなのですが、ゲネプロでこれを使用したところ、
ギターの音がよく聴こえるようになり、アンサンブル感を高めてくれたと思います。
そう、PAはお客様はもちろんなのですが、なによりオケの皆さんのために必要なのです。

"これを使うと他楽器とのコンサートのときにいつも欲しくなるよ"
と青柳さんがおっしゃっていたように、欲しい~~と思います。
本番でセッティングまでしてくださった青柳さん、本当にありがとうございました。


今年は2月に金丸葉子さんと東京で再び共演できたのを喜んでいたところでしたが、
6月~8月は二人のフルーティストの方と再共演します。
今月はパリ在住の石橋輝樹さん。新宿でのディナーパーティ・コンサートです。
石橋さん十八番のドップラー「ハンガリー田園幻想曲」再演です。

7月、8月は小林優香さん。
以前からたびたびご一緒させていただいています。
こちらのコンサート(イベント)は後日このblogでもご案内できる予定です。

時を経て、再共演できる機会があると、本当にうれしいです。
アランフェスも9年振りにオケと共演できたのでした。
9年前とは奏法も考えていることもまったくといっていいほど違い、
感慨深いです。


最近早朝からお仕事していることが多いので、
夜は疲れてしまってなかなかblogを書く元気がありませんでした。
そろそろ私もモバイル派になりたいな・・と目論んでおります


今日は写真がないので、こちらを。

DVC00002.JPG

巷で気をつけして寝る猫が話題になっていますが、
うちの子もこんなです。
うちの特等席はすぐにこの子に占領されてしまいます。


そうそう、明日は浜松のヤマハでレッスンしてきます。
せっかく行くのだから、もっと何か計画したかったです。
とんぼがえりする慌しい一日になりそうです。