エクサエレトドン

2011.08.24 2:00:39

地球最古の恐竜展続編。

エクサエレトドンについて、顔を見てみたくなった人がいるかもしれないと思い、本の表紙を一部公開!

エクサエレトドン下にいて怯えている人のことです。後ろにワニ類、左に恐竜類がいて多分このあともう負けるんですよな絵……(笑)。CGでは逃げたところを恐竜に踏んづけられていて、それをさらにワニがねらっていました。


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この絵だとまだなんとかみられる方なんだけど、復元模型やCGで立体感があると、なんともいえず
素敵とは言い難い容姿で。下半身が鰹節みたいな形の体でなんかこう、暗い感じにくねくね歩くんですよ……もうほんとに、エレガントとは言い難い(笑)。
何回見ても好きにはなれず、何か見てはいけないものを見たかのような、さわられたくないとこをさわられたような嫌な気分になります。
この姿から逃げたしたいというか。
そんなに嫌なんだけど連日寝る前ににじぃっとみいっています(笑)。


このよわーい、エクサエレトドンが哺乳類の祖先で人類の祖先なのかと思うとですね、

引き継がれてきた命の中に
この時代を切り抜けた力と運が生きている人みんなに必ずあるはずなんだ!
と今日もまた思うんです。

また、恐竜の魅力について語ると
恐竜って
『野性動物』とはあまり呼ばれていないんじゃないかと思います。恐竜がいたころはどこにも都会がなかったから(笑)いちいち野性動物とおことわりする必要がないからなんじゃないかなと……

野性の中から生きる知恵、さらに知性が生まれてきたことを考えると知性は野性の副産物というか、『野性⇔知性』のように対義語にはならないはず。

命をかけないと、磨けない、手に入らない知性があるのではないかと。
恐竜をみているとなんだか、自分も命をかけて進化したいと思うんです☆

デザインとして優美ではなくスタイリッシュとは言い難い生き物が多かった三畳紀(笑)。
なんか、こちらが常に無視されていて都合の悪い気分にもなるのです。
恐竜に囲まれてるとなんか都合悪いし居場所がない気持ちになるんだけど、
すごいうれしくもあって、それをどうお伝えしたらいいのかよくわからないんですけど、そわそわしながら安らいでる感じです。

人の目に気持ちよく視覚的に快感のある生物だけの地球ではなかった期間が
ここだけでも相当長かったことを思うと

じぶんのために地球が回ってるとはけして思えなくもなり、じぶんが回せる地球でもないのに
生きている今日がただすごいと思う(*^^*)。

この絵が
神様からの啓示を伝えようとする宗教画のように見えてくるのでした。