無事終了しました☆珈琲工房柏丘10周年記念コンサート

2011.05.30 16:35:11

過日になりますが、珈琲工房柏丘10周年記念コンサート無事に終了いたしました。

プログラムは各楽器・声楽のデュオ、トリオなどすべてで16曲、そのほかにお客様からのリクエストコーナーもありました〓

私が演奏参加したのは

・バッハ  カンタータBWV.140 “目覚めよと呼ぶ声あり”(全員合奏)
↑カンタータが好きなので自分でリクエストしました!採用されて嬉しかったです♪

・アンダーソン  トランペット吹きの休日
・ラフマニノフ  Op.21『12のロマンス』よりNo.12“How Painful for Me”
一部の前半最後に二曲続けてトランペットとピアノでの演奏です。休日は、本来3人で吹くように作られていますが今回はトランペットのセカンドパートにあたる最後のエコーのところをピアノにお手伝いしていただきました☆こちらが楽になるとピアノがそのぶん大変になるんですけどね…。
ラフマニノフはもともとは歌曲ですが、歌詞もヘルシーピカピカというより切々としていて暗くてドラマティコなアレンジです。
アンダーソンの『器楽的な快活ワールドバンザイ♪』ぶりとは真逆に近いものがあります。使う管も違うので連続して演奏するのはいい修行になりました。
大楽先生の
天才芸術と心根の寛容さ
により演奏させていただくことができた。と感謝の気持ちでいっぱいです。

『イタリアの太陽の光は明るくて燦々としていて強い。
そのぶん、その光がつくる影は、より暗く激しく強い黒になる。
イタリアの太陽の光と影がコントラストあふれるイタリア芸術を育てた』

と何かのイタリア美術評論で読んだことを思いだしました。
光と影を、アンダーソンとラフマニノフで少し入り口体験させていただいたと思います。

何年前なのかダイレクトには書きませんがまだ学生だった頃(笑)
私はどこにいってもシリアスでナーバスで、何をやっても毎回落ち込んでおりましたが、当時今よりさらに小心者だった私に、

『思ったとおりに好きなように吹いていいから。なっ。』

と言ってくださったことが今でも忘れられません。

今回も同じお言葉がけをいただきました。私は直接のピアノの生徒ではないけれど育てていただいてきたご恩を感じています。


この日は私事ですが私の母の誕生日&父母の結婚記念日でもありまして、母は特にラフマニノフがよかったと言ってくれたので嬉しかったです。

・昭和歌謡  川の流れのように(全員合奏)
川の…は紋別や網走でもお世話になっている調律師の小林さんのアドバイスを受け歌がはじまるまえの前奏について積極的にビブラートとアヤをつけました…!


この日の様子が暖かい文章、写真とともに大楽勝美先生のブログに早速アップされていますのでどうぞごらんください。
■ピアニストの休日
http://gmp-atelier.seesaa.net/

奥さまでありソプラノ歌手である裕美子サマ談によると、このコンサートの翌日、大楽先生は朝五時おきで次の会場に向かわれたそうです。やっぱりピアニストに『休日』はないのでは(笑)?


●写真は珈琲工房柏丘さんオリジナルの珈琲産地世界地図。

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ちょうど光っているため残念なことによく見えませんがこの世界地図の中に“珈琲工房柏丘”って描かれているんですよ。
この写真だと絵の大きさや色調がいまいち伝わらないのが残念。
素敵なお花&珈琲のプレゼントありがとうございました
私は毎日珈琲派なので、さっそくいただいてます。すっきりしていて雑味がなく美味しいです。



●今回で19回目を迎えるコンサート。歴代のフライヤー写真です!
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……私が前回出演しましたのは2006年のお正月です。チャイコフスキーのくるみわり人形の『トレパーク』ヴァイオリンとチェロのパートをトランペットで演奏したことが印象に残っています(笑)


また、余談ですがお手洗いのスリッパをはいたまま楽屋にいったりもしでかしたのですが、
この件により五年前で斜里(大楽先生主宰、裕美子サマ、平田さん、“みっちゃん”とのコンサートのとき)での『スリッパ事件』の犯人が私だった……ことが決定されました。
あの事件は迷宮入りしていたはずなんだけど(笑)

すごく楽しい1日でした。

ご来場くださったみなさまに感謝申し上げます。ありがとうございました。

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