ハングリースパイダー1

2009.01.15 9:56:50

今回は、2002年、UHB大学にて講師を勤めさせていただいたときに用意した自分の原稿から。

『音楽にドラッグは必要か』
マッキーのハングリースパイダーをPf大友剛さんと演奏するときのお話。



昔から
『白河の清き流れに魚すまず』
といいますが、音楽に携わる人、例えばドラッグに手をだして逮捕される歌手などをみて、がっかりしたとかイメージダウンしたとか騒ぎ立てる記事が時折見受けられます。

私自身はドラッグに興味がないのですが、人に迷惑をかけていないのであれば、本人の勝手、自由じゃないだろうかという疑問がまずわいてきました。

例えば、最近三年間ほどの自粛を終えて戻ってきた、槇原敬之さんという歌手は、十分な人気があって。
ドラッグが発覚される直前に爆発的にヒットしていた『ハングリースパイダー』という曲は、逮捕と同時に発売中止になりました。


しかし、私はこのハングリースパイダーという曲のピアソラらしい、情熱的な孤独感がすきです。
なぜ、いい曲であることにはなんら変わりはないのに、歌う人がドラッグをやっていたからといって、曲までが削除されてしまうのか、わかりませんでした。

どんな人のものであれ、いい音楽であることには変わりはないのに…と思ったのです。



今はここまで(笑)こうして書くと以外と長いわね。
続編はまだまだありますのでまたアップします。