ヤマブドウの木

2013.06.01 1:41:53

去年の秋、あれだけ豊富で大きな粒をつけたヤマブドウの木が東京から帰ってみると
地表1メートルぐらいのところでばっさり切られていました。

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呆然と眺めているよりしょうがありません。
ツルの先は我が家の庭に伸びていましたが、根は隣の土地から伸びていたのですか
ら。

しばらく眺めていると・・・、盛んに切り口の先から水がしたたり落ちていました。
自分の体が切られてなくなっている事に気がつかず、けなげに先端の花やつるに水を
送っている?

「ヤマブドウは先端では瞬時に、必要なほかの木の成長を利用する為判断力が根とつ
るでは別々の行動を起こすようになった、おかしいぞと気づくまでに時間がかか
る?」

そんなことを考えていました。

ところが、良く見るとそれは水だけではなく、切り口を修繕する為の樹液も多く含ま
れているようでした。

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このように切り口に対する手当てが終わると再び近くの幹から新しい幹が生まれてく
るのでしょうか?

良く見ると「カタツムリが」!

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水を求めている?だけではないようです。
樹液が白く固まったところを執拗になめているようなのです。

ひょっとして、この水(樹液)にはものすごい力があるのでは?!!!
たとえば生物の体を強烈に修復する物質が含まれている?
新しい発見が!

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私は研究の為、その水をゆっくりと集め始めました。
3.4の写真は同じではありません。切り口の一滴がコップに落ちる瞬間の前後です。笑

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一滴、一滴、やがて一時間。
こんなに集まりました。

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さて、実験は私が飲んでみることです。

昔から誰かが毒見をして現在まで先陣の知恵が受けつながれてきたはずです。
ましてや治療薬の玉水です。
そして、少しずつ飲み始めました、やがて一気飲み!

正直、味は水とかけ離れてはいません、本当にほんの少し甘いかも?
少し元気になったかも?
(カタツムリが喜んでいるのに、という先入観?)

あれから、3日が過ぎてます。
私は生きています。
まだ私の体からヤマブドウの幹が生えてきません。

研究の途中経過です。

以上!