今朝、家の中から外を眺めていると、

一匹のニャッキがネギの鉢の上を歩いていました。

「ニャッキ！」とはNHKの教育テレビで1995年から放送されている

プチプチアニメ番組で5分間の内容でイモムシの物語です。

イモムシと言っても、毛虫･尺取虫と同じ仲間で、

成長すると蝶や蛾になることでは同じでしょう。

さて、今日は福沢家に現れた毛虫のニャッキ君の物語です。



一周、二周、三周、どうやら降りたいようですが、

怖いのか、なかなか決心がつきません。



しょうがないやつだ！

助けてあげることにしました。

ヒバの枯れ枝を、そっと鉢のカドに引っ掛けはしごを作ってあげました。

これで大丈夫！



ところが、そのはしごを乗り越えて行ってしまいました。



「馬鹿なやつだなあ～」

そう思いましたが、野生の虫です。

警戒心を見せたのでしょうか。

でも一周して帰ってくると、

しょうがなさそうにはしごを降り始めました。



「さあ、逃げなさい、どこかに神様は必ずいるものさ！」

助けてあげることは良いこと！今日一日気分が良く過ごせそうです。



ところが、

途中、体を・・・、グニューと一回転すると・・・。



引き返し始めたのです。

必死な様相で、

「やっぱりお前は、馬鹿なやつだ、神様を信じないなんて！」



ようし、こうなったら、とことん付き合ってやる。

もう30分が過ぎていました！

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