北海道の留萌市で活躍するサンバ・バンドからタイトル『雪かきサンバ』の曲の依頼を受けた。
確かに今年は大雪で北海道だけでなく全国的に雪国は大変だった！
先日訪れた倶知安では1月3日から26日まで毎日10cmから20cmの雪かきを続けたといっていた。

今年の季節には間に合わないかもしれないが、作ることには意義があるな・・、と感じ早速取り組んだ。

リズムがサンバである以上いやだいやだと言ってばかりもいられない。
もちろん死者が100人を超えるほどの大雪だ、笑って歌うわけにも行くまい。

考え抜いたあげく自然を恨んでも何も始まらない、どうやってせめて行動的に雪かきをしようか、というコンセプトに落ち着いた。

そんなわけで雪かきの道具を調べたら結構面白い道具が増えていた。
除雪機や重機のような機械は除いて

当たり前なのが「スコップ」
それもアルミからプラスチックまでたくさん種類がある。
雪国なら知っているだろうが、いまや定番なのが「ママさんダンプ」。
そして
「スノープッシャー」「雪下ろし」「ションパー｣「スノーラッセル」
「雪はね」などの名前が連なっていた。

そのほかに寒い地方ならではの
「つるはし」「氷わり」
軽い雪の時には
「竹ぼうき」
なども雪かき道具になる。
なかには外国製の「二枝スコップ」なるものもあった。
本当に文明の力はすごいなあと思ったりして。
要するに、一人の人間、それもか弱い女性でも大して力のかからないような武器が増えていたのだ。
もちろん重たい雪もあるのだが。

ちなみに私の家にはママさんダンプとスコップ、氷わりしか存在しなかった。
20年遅れていたようだった。

ところで歌だが、まだアバウトだが仮歌がようやく出来上がった。
明日発表！