ニューヨークストリートパフォーマンスⅥ

2009.08.16 16:52:24

ニューヨークでの最終日、すべてを終わってお世話になったJane’sの店に挨拶に行った。
経営者の夫婦やここで働いているヒスパニック系の人たちも本当にお世話になった。

何時だったか、「一日どれくらいチップをもらうのか?」と尋ねられ、「だいたい40ドル平均だよ」
と答えると、「それじゃ食べていけないだろう」と心配された。
「今回は記念でやっているんだ、このチップはみんな『阪神大震災』に寄付するつもりさ!」
と答えると。
「ああ知ってる、凄かったね、僕からも阪神に寄付して欲しい」ポケットから1ドル札を出して手渡されたことがあった。
本当にいい連中だ!。

国連の近くにアパートを借りて毎日行動していた。
セントラルパークもグランドセントラルへも歩いて行っていた。
時々アメリカの田舎から(カメラをぶら下げている)出て来た観光客に道を聞かれた。
そんな時は親切にいろいろ教えてあげた。
「五番街は何でも、Tシャツ一つとっても高いよ!四、三、二と通りを一つ変える度に安くなるんだ!」
自分達はすっかり気分はニューヨーカーだった。

ところが帰る前の日、街を歩きながらすっかり気分は観光客になっていることに気付いた。
生活があるとないのではこんなにも違うのだとわかった。

「Homeward Bound」
<mov1>
「Mrs.Robinson」
<mov2>
このシリーズは今日で終わります。
ニューヨーク万歳!