大晦日

2008.12.31 13:24:39

ニュースでは今日も帰省の足が乱れているいる事がトップで流れていた。
新幹線や飛行機はここ数日、御難続きのようだ。

ハローワークの休み返上の様子の後今年ブームのお笑い番組と続く、何か違和感を感じながら平和な国なのだと改めて思ってしまった。

パレスチナでは400人以上が亡くなっているが、国際社会は為すすべを知らない、眺めているだけだ。

ユダヤ人に同情しているうちに、彼らに翻弄されているパレスチナの人々を無視してきた国際社会のつけが今テロという形になって表面に出て来ているのに誰も手を付けられない。

2000年前、国を追われて世界中に散らばったユダヤ人、彼らに戻って国を作る事を約束したのは第一次大戦中のイギリスだった。第二次大戦中、経済的に優位なユダヤ人がドイツからイスラエル建国のために国力を奪っていると虐殺をしたのも、遠因はそこにあった。
全ては大国の思惑で今に繋がる長い道の果ての結果なのだ。

今回は後に誰が隠れているかは解らないが、アメリカとロシアの武器商人が微笑んでいるのは見えてくる。

平和を誰もが求めているはずなのにそうならない世界。
来年は小さくても自分に何が出来るか、じっくり考える年にしよう。
2008年12月31日 記。