透明人間

2008.11.27 13:43:34

科学誌「Science」(11月21日発売)で「透明マントが“実現可能”に」というタイトルが目に飛び込んできた。
嘘でしょう!と思い読んでみると、あくまでも理論上ということだった。

子供の頃「少年探偵団」という映画で透明人間が現れたり、ピンク・レディーの歌でもヒットしたり。最近ではハリーポッターの映画に出てきたり、まさに「透明マント」の発明か!と夢のような話である。

シンガポール国立大学の客員教授であるウルフ・レオンハルト氏の研究で、あらゆる方向からの光が物体に当たらず、それを避けるように通り過ぎていく。そのように空間を屈曲させる光の屈折率の理論的な計算方法が見つかったということだ。

金魚鉢である角度から見ると一時的に金魚が見えなくなる、又可視光ではない光で言えばステルス戦闘機も一種の透明飛行物体に当たるだろう。
どれだけ現実味があるかというと、まだまだといったところか。

しかし、今年の4月にこんなことも発表されていた。
可視光を「間違った」方向に曲げる新しい2つの素材が開発された。「メタマテリアル」と呼ばれる人工の物質は、自然界の物質では不可能な方向に光を操る。今回の素材は、光を後方に屈折させるもので、3次元で実現したのは初めてのことだ。
本当はもう開発されていたりして、超軍事的に扱われそうな発明だ!

一般的になったらと思うと「恐ろしい」。
あの何処かの教授のようなアホらしい犯罪や盗撮などもなくなるだろう。
犯罪を防ぐためには自分も透明になればいいのだ。
街を歩いても、お風呂に行っても、どこにも人間がいない!

まてよ・・・!一つだけやばいところがあった、混浴でお風呂の中に人間の形をした男と女の穴がぽっかり開いていたら・・・、笑うに笑えない。